やっとこさクリア

しましたw 遅っ!!  買ってから初クリアまでの時間は、今までやった中では一番長くかかったなあ。社会人になっても学生時代と同じ日数でクリアしてたら、それはそれで困るか・・・。

クリア時間:92時間ぐらいだと思う(最後のセーブが91時間だった)
レベル:6人とも51
クランランク:ナイツオブラウンド

です。まあ寄り道してたんで、時間はもっと短縮できたかも。しかし、これだけやってもまだやりこめていません。行ってないところ、手に入れてないアイテム、召喚ライセンス・・・たくさんあります。というわけでこれからやりこみに入るわけですが、その前にやはり振り返っておこうかな、と。そんなわけで以下は感想〜。ネタバレしてますので「これからやるのだ!まっさらな状態で楽しみたいぜ!」というお方は読まないように気をつけてください。しかもめっさ長いんで。。。




私が今までやったことがあるのは7、8、9、10、10−2、12、タクティクスです。その中での比較になっていることをご了承ください。

  • キャラ

とにかく名前が覚えづらい。ありえないほどハ行、バ行、ヴァ行に集中。
【ヴァン】
主人公なのに最後まですっごく影が薄かった。スタッフは本当に主人公に対して愛があったのか!? 鍵となる設定は一つしかないし、それすら最初の方で解消。中盤からは、みんなにちょっと元気を与えたり、先陣切ったりするだけの存在に。もっとなんとかしようがあったんじゃないだろうか…。声は、うーん?って感じ。新人かなあ? 元気な少年の声なんだけど、舌ったらずで聞き取りにくい時も。mixiで「オイオイヨ!」というコミュニティができるほどなので、みんな思ったんだろうね(「飛び降りろ!」というセリフが「オイオイヨ!」にしか聞こえないため)。
【アーシェ】
王女様なのに歴代稀に見るツンなヒロイン。そのツンぶりといったらもうすごい。最初の方なんてだれかれ構わずかみつきかねない感じ。ヴァンといい感じになってデレなところが出てくるのかなあと期待してたら、少し緩和するぐらいで、出てこなかった…。自分の力のなさを嘆き、力を求め、そして本当の力とはなんなのかを見つけていく、この話はアーシェの成長を追っているんでしょう。声が低くてかっこよかった。
パンネロ
パッツンな前髪がかわいくてしょうがない。幼馴染キャラをいかしてヴァンとたわむれる姿がかわいくてしょうがない。しかしこの子はなんで最後までパーティーにくっついていたのかな? ヴァンにくっついてたってこと?
バルフレア
本人も言っているとおり、この話の本当の主人公はバルフレア。絶対そう。シドとのことは最後までひっぱられたし。ラストもすっごいかっこいいし。エンディング見てて「来た!この人だ!」って思いましたよ。かっこよすぎ〜。空賊なのに、おぼっちゃんらしい、ふりふりした服装です。声がサンジさんなのもまたいいねー。
【フラン】
アウトローに生きる、ないすばでぃのうさ耳お姉さんという、萌え要素満載のお方です。おしり。おしりがいい。ミスト探知機でもあり、要所要所で「ミストが…」と言ってくれます。バルフレアとどうやって出会ったのかも知りたいなあ。
【バッシュ】
ゲームの序盤、印象がゴロゴロ変わった。いい人!→えー悪い人じゃん!→うん?いい人?てな感じ。おっちゃんなのに、一見ハーフパンツ穿いてるみたいに見えるのがかわいらしい。しぶくて、時々軽い雰囲気にも乗ってくれる、そんなおっちゃん。
【ヴェイン】
最後怖かったよ…。思わず「誰だよ!」って言っちゃったよ。
【特筆したいサブキャラ】
<ラーサー様>ポーション、ハイポーション使って戦闘を助けてくれる、とてもよい子。暴走したお兄ちゃんを止めたのは偉かった! 君がトップならアルケイディアも安泰だよ。初登場の時に身分を隠す為「ラモン」と名乗りましたね。ラーサー・ラモンなんてぎりぎりなことしたらだめですよ。
<ラスラ様>かっこいいのにすぐ死んじゃった人1。度々その後も出てくるけど透けてるし…、オキューリアが化けてたし…。もし順調に生きてたとしたら、アーシェとの結婚生活はうまくいってたのかな。アーシェも獣のようにならなかったのかな。
<レックス>かっこいいのにすぐ死んじゃった人2。ヴァンのお兄ちゃん。次やる時はもうちょっとレックスの操作を堪能しよう。
モーグリ>きゃーわゆい。これまでのシリーズだとブタ+クマみたいな外見でしたが、今回はふわっふわのウサギさんみたいな感じです。リアルウサギがヴィエラ族で、デフォルメウサギがモーグリかな。モグシー使いまくりですよー。
ガリフ族>仮面をつけた、戦士たちの一族。顔が見えないので全く区別つきませんが、戦士長スピネルが過去背負ってるしストイックでかっこよかったです。

  • 世界・ストーリー

色がアースカラーなので全体的に世界があったかい感じ、地味。10のキラキラした印象とは対照的。世界は、元祖RPG、国同士の戦争。歴史好きにはたまらんのではないか。実際歴史書みたいな記述が出てくるし。しかし世界史苦手な人には、地名の覚えられなさと相乗効果…。
世界観として特に変わった設定があるわけじゃないんで(8の魔女、ガーデンとか10のシンとか)そこがちょっともの足りなかったかも。
ストーリーは…個人が背負う過去やラブよりも、国の動き(戦争や政治的かけひき)がメイン。私は、個人的に前者が絡む話が好きなので「面白かったー!」と断言できないのが残念です。ラブが絡まないのは7〜10−2までで初めてじゃないでしょうか?(タクティクスは忘れた)
ラストの後味はよかったのでOKです。

  • 寄り道

【クラン】
それぞれのモブやモブ討伐依頼者にストーリーがあって面白くて、本筋そっちのけでガスガス倒してました。報酬もらえるし、レベルも上がるし。今のところSランクまでしか倒してないので(あとHとXがあるらしい)全部倒すとどうなるのか楽しみです。これまでで一番苦戦したのはナブレウス湿原のロビー。骨…ムカツク!
【召喚】
本筋進めてて手に入るのは少ししかないです。自分で探さないと。これまでの有名な召喚獣の名前がアルケイディアの戦艦に使われちゃってるんでどんな名前なのやらと思ったら、結局よくわからない…。なんなんだろう。手に入れたものもあんまり使ってないのでなじみがありません。

  • MAP

街はそうわかりにくくないんだけど、ダンジョンはもう、とにかく長い。半端ない。オグル・エンサ→ナム・エンサ→レイスウォール王墓はトラウマになる程長かった。道中ウルタン・エンサ族を大虐殺してしまった。セレクトボタンで全体が見えるのは良かったけど、頼りすぎて見られない2箇所(クリスタル・グランデとバハムート)でおろおろしてしまった。

  • システム

【ライセンス】
最初はちょっとめんどくさかったけど今は慣れました。どっちの方向へ成長させるかを見極めないと、成長が遅れる。魔法や技をいちいち買わないといけないので、お金がなくていつも貧乏。手に入れてない武器等の存在や名前を知ることができるのはいいね。
【バトルシステム】
タクティクスを除き、いつもFFは、敵と出会う→敵パーティーと戦闘→勝利(チャラララーチャーラーラッチャラー)・・・という流れだったので、驚きでした。こういうのなんていうんですか? アクションPRG? いろんな人が言っているように敵に囲まれ放題です。モルボル系に囲まれたのは泣きそうになった。レベル上げする時に敵とエンカウントするまでぐるぐる回らなくてすむのは楽だけど。

  • 画像、音楽

日々技術はものすごい速さで進歩しているのを実感します。画像と音楽は、やはりこれまでのシリーズ中トップでしょう。ムービーがきれいきれい。ムービーじゃない時もきれいきれい。普通の画面でもストーリーとして鑑賞に堪えうる。一つ気になったのは、キャラのほっぺたが黒ずんで見えること。見慣れたけど、なんでだろう。演出なのかなあ。
音楽も、文句なしに良かった! オーケストラの迫力。ゲームゲームした曲(電子音ぽいの)は思い出せる限りなかったような気がする。東ダルマスカ砂漠の音楽が壮大で気に入ったよ。



てな感じです。うん、気が済んだ。